インスピレーション

ボトル

エディ・スリマンがデザインした長方形のボトルは、フランスにおける卓越したガラス製造技術の伝統を受け継ぐものです。セリーヌは火と空気を自在に駆使すべく、熟練のガラス職人の協力を得ました。

セリーヌのオート パフューマリー コレクションのボトルは、サイド2面にシャープなフルーティングが施され、ファセットカットしたブラックのラッカーキャップを備えています。17世紀末の古典主義を受け継いだデザインで、無駄がなく洗練された緊張感のあるシルエット、ブラックラッカーの趣、さらには巧みな細工とアンバーゴールドの光沢がそれぞれの香水のニュアンスを引き立てるガラスの透明感など、堂々としたミニマリズムがアール デコのモダニティを感じさせます。

パッケージは、「GRAIN DE POUDRE(グラン・ド・プードル)」というざらりとした感触の紙でできており、エンボス加工で「GRAND SIÈCLE(グラン・シエクル)」と呼ばれるモールディングを表現しています。このモールディングは、パリのヴィヴィエンヌ通り16番地にあり、セリーヌがクチュールメゾンを構えるコルベール・ド・トルシー館の木製の装飾材にインスピレーションを得たものです。

キャップ上部には、メゾンのエンブレムである「トリオンフ」が刻印されています。このエンブレムは、1971年のある日、凱旋門を囲む鎖に自身のイニシャルである「C」が2つ組み合わされて描かれているのを見たメゾンの創業者セリーヌ・ヴィピアナによって選ばれたもので、このボトルがクチュールメゾンであるセリーヌの歴史の系譜に連なる証になります。